跡 …3年生…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

当たり前の景色。

日常だったものは、一日づつ、確実に減っていきます。

おそらくは、映る景色に同じ思いは二つと無く、

見る者すべてが異なるものを馳せるのです。

 

君たちの歩む道が、「ここ」で交わり、

ともに笑い、ともに涙し、ともに汗を流す。

いつしか、その道が分かれる時はやってきます。

 

願わくば、「ここ」で同じものを見ている君たちが、

同じ心で持ちうるものを余すことなく解き放ち、

各々の軌跡を刻んで欲しいと。

 

積み重ねたものは数えきれず・・・、

残すものは、君たち全員で「挑む」ことだけなのです。