当たり前の景色。
日常だったものは、一日づつ、確実に減っていきます。
おそらくは、映る景色に同じ思いは二つと無く、
見る者すべてが異なるものを馳せるのです。
君たちの歩む道が、「ここ」で交わり、
ともに笑い、ともに涙し、ともに汗を流す。
いつしか、その道が分かれる時はやってきます。
願わくば、「ここ」で同じものを見ている君たちが、
同じ心で持ちうるものを余すことなく解き放ち、
各々の軌跡を刻んで欲しいと。
積み重ねたものは数えきれず・・・、
残すものは、君たち全員で「挑む」ことだけなのです。