かけら

不変の中においては、必ず、「その時」は、「あの時」となり、

抗うことはできません。

昨日、「失ったもの」と「手にしたもの」があります。

「どうしても必要だったもの」を、手にすることが出来たのです。

ただ、それは風に弱く、揺らぎに脆く、時に溶ける。

持ち続け、繋ぎ、大きくしていくこと。

「昨日だったからこそ」手にできたもの。

それが「毅心」、最後の一片を埋めることになるのです。